こちらでは、クイックファスナーに関するコストダウンのポイントについて紹介しています。
クイックファスナーの製造においては、設計段階における部材の歩留まりもコストに大きく影響を及ぼします。当社でのコストダウン実績について紹介いたします。
トピック① 従来品比較で、20%のコストダウン実績!
トピック② 展開長を工夫することで圧倒的なコストダウン効果をご提案!
トピック③ 絡み防止機能で組立作業の効率アップ
トピック① 従来品比較で、20%のコストダウン実績!
クイックファスナーの製造は、一般的にマルチフォーミング加工を行うことで材料費を抑えることできます。また、設計段階から変更を加えることで、さらに材料費を下げることができます。当社でご提案をした実績のある製品としては下記の同径クイックファスナーがあります。一般的なクイックファスナーとは形状は異なりますが、同等の機能を持たせつつ20%のコストダウンを提案しています。特注設計だからこそのご提案です。以下では、このコストダウンがなぜ実現できたのか?詳しくご紹介します。
関連情報はこちら
トピック② 展開長を工夫することで圧倒的なコストダウン効果をご提案!
具体的にどのような提案を基にコストダウンを実現したのか?というと、クイックファスナーを加工する上で材料における展開長を短くしたという点がポイントです。本来の目的である液体を流す配管の接続部分を固定する留め具として使われることを考慮し、把持力を維持しつつ、製品1個当たりの展開長を短くすることでコストダウンに成功しました。形状的な違いとしては、下記の写真の通りに違いがありますが、四角形状に近い製品とすることで、高さを抑え、配管部分に接地する箇所を増やすことで把持力を増しています。
関連情報はこちら
トピック③ 絡み防止機能で組立作業の効率アップ
上の写真ではコスト面におけるメリットをお伝えしましたが、当社の提供するワンタッチクリップは、コストだけでなく、“入れやすく・外れにくく” 且つ“絡み防止機能”も形状的に考慮した設計となっている為、お客様の組立工程における作業性向上にも寄与しています。その結果、生産プロセス全体でのコストダウンにも貢献しています。さらに、展開長を短くしたことから、軽量化も実現しています。このように当社では、コストダウンとともに機能性アップをご提案いたします!
関連情報はこちら